絶対に失敗しないためのダイエットの原則において、ダイエットにおいて重要な原則を説明しました。理屈は単純で「摂取するカロリーよりも消費するカロリーが多ければ痩せる」というだけのことです。ストレッチやその他の運動で消費カロリーを増やし、食事に多少気を付けて摂取カロリーをコントールすれば、それほど辛い思いをしなくても痩せることが出来ます。
問題は、長期間ダイエットを続けるのは難しい、という事です。原因は人によって様々ですが、気がついたらやめてしまっているのがダイエットというものです。そして、ダイエットを中止した後には、怖い怖いリバウンドが待っています。元の体重に戻るだけならまだしも、それを超えて太ってしまうのがリバウンドの怖さです。ダイエットを行なっている人、これから行おうと思っている人は、くれぐれも、くれぐれもリバウンドには注意しましょう。
ということで、ここではダイエットを長続きさせるためのコツをまとめてみました。下記の注意点を心に刻んで、リバウンドのない素敵な人生を目指しましょう。
無理をしない
ダイエットを長続きさせるために何よりも重要なのは、絶対に無理をしないということです。一日三時間は運動をするとか、摂取カロリーを1,500kcalに抑えるとか、そういった無理な計画を立てても三日でイヤになります。いわゆる三日坊主というやつです。人によっては一週間や一ヶ月は続けられるかも知れませんが、二年も三年も続けられるものではありません。そのうちにイヤになって、ダイエット自体をやめてしまうのがオチです。そうすると恐怖のリバウンドによって、元の木阿弥というか、前よりもひどい状態になってしまうのです。ダイエットにおいては、絶対に無理をしてはいけません。
計画を立てる時のポイントは、自分が出来そうだと思うことよりも目標を低く設定することです。毎日一時間くらい運動出来そうだと思ったら、30分くらいを目標にしておくとちょうどいいでしょう。ダイエットを始める時というのはヤル気がありますから、ちょっとくらい大変な事でも出来るのですが、時間と共にヤル気は無くなって行きます。もちろん、本人はヤル気がずっと続くと思っているのですが、それでも無くなっていくのがヤル気というものです。ヤル気が無くなることを計算にいれて、それでも達成出来そうな目標にしておくことがポイントです。
記録を付ける
ダイエットの様子を記録しておくというのもいい方法です。人間というのはついつい自分に甘くなってしまいますから、きっちりと記録を残して自分の行動をチェックしましょう。日記やブログを付ける習慣がある人は、反省点などを書いてみるのがいいと思います。文字にしてみると、自分がどのくらい頑張ったか、あるいはサボったかがはっきりしますので、ついつい自堕落な生活を送ってしまうという危険が減少します。
また、毎日決まった時間に体重を量り、それを記録しておくのもいい方法です。体重が少しずつでも減っていっているのが確認出来ますし、逆に増えてしまったときにもすぐ気づくことが出来ます。それに何より、毎日体重を量るんだと思うと、自然と食事量を減らしたり、運動量を増やしたりすることが出来ます。暴飲暴食をしたりすれば、はっきりと数字に表れますから、無意識に自制心が働くようになるのです。
他人に話す
ダイエットをやり続けるための最後のコツは、他人に話すという事です。自分はダイエットをやってますということを周囲に言っておけば、ちょっとイヤになったからといって簡単にはやめられなくなります。人間というのは見えっ張りな生き物ですから、簡単にダイエットを諦めてしまった人という評価を受けたくないという気持ちが働くわけです。
また、食べ過ぎたり飲み過ぎたりしそうな時に、周りの人が注意してくれるというメリットもあります。ダイエットの敵は周囲の誘惑ですから、飲み友達とかケーキバイキング仲間にあらかじめ言っておけば、何かの時にちょっとした効果はあるでしょう。もちろん、ダイエットのために付き合いを悪くする必要なんてありません。日頃摂生しているのですから、たまには息抜きも必要です。
ということで、ここではダイエットを長続きさせるためのコツについてまとめました。どれもそんなに難しいことでは無いでしょう。要は習慣の問題なのです。世の中には特に苦労しなくても太らない人というのがいますけど、そういう人は太らない生活を送るという習慣が付いているのです。つまりそういう人たちを見習って、太らない生活パターンを習慣にしてしまえばいいのです。くれぐれも無理をせず、健康で美しい身体を維持しましょう。
