SearchFilterHost.exeが悪さをするときの対処法

SearchFilterHost.exeとは、WindowsのWindows Searchサービスの実行ファイルです。Windows Searchというのは、Windowsでの検索を速く行うために、あらかじめ必要な情報を集めておく機能。場合によっては便利なのですが、場合によっては迷惑だったりします。パソコンを便利にするための機能が使用者に迷惑をかけるという、何とも本末転倒な話です。

よくあるのが、SearchFilterHost.exeがCPUを必要以上に使うという現象。原因は色々なのですが、こうなるとパソコンの動作が重くなってしまいます。ここでは、そんな場合の対処法をまとめています。

まず、ファイルの検索をあまり頻繁に行わない人の場合。

この場合は、Windows Searchのサービス自体をオフにしてしまいましょう。そうすれば、SearchFilterHost.exeが勝手に動作することは無くなります。ファイルの検索は多少遅くなってしまうのですが、頻繁に行わないのであれば問題ありません。

Windows Searchのサービス止める方法は以下の通り。

・コントロールパネルの管理ツールから、サービスを選択
・Windows Searchを選択し、スタートアップの種類を無効にする。

これでWindows Searchは二度と実行されません。

次に、Windows Searchの機能を部分的に使いたい人の場合。

この場合は、Windows Searchの設定画面で、検索する対象を減らしてやるのが効果的です。設定の方法は以下の通り。

・コントロールパネルでインデックスのオプションを選択
・変更ボタンを押して、検索の対象を選ぶ

インデックスを行う対象は、フォルダ単位か、拡張子単位で指定することが出来ます。フォルダについては、現在の設定が一覧表示されているので、その中からいらないものを選んでチェックボックスを外して下さい。

デフォルトではOutlookが検索対象になっていますが、Outlookをあまり使っていない人はチェックを外しましょう。これがついていると、outlook.pstの更新日時が勝手に更新されるなどの副作用があります。

拡張子で選択する場合は、詳細設定のダイアログでファイルの種類を選択します。すると、拡張子の一欄が表示されるので、インデックス作成時に無視して欲しい拡張子のチェックを外して下さい。

以上の設定を行えば、SearchFilterHost.exeが悪さをする事は無くなるでしょう。