勉強にしても仕事にしても、恋愛やその他もろもろの事にしても「やる気」というのは非常に大切な要素です。やる気がなければ何も出来ないと言っても過言ではありません。でも、だからこそ、なかなかやる気が出なくて困っている人も多いと思います。ここでは、そんな人のために、やる気を出す方法についてまとめました。
目標を持つ
やる気を出す王道と言えば、やはり目標を持つことです。はっきりとした目標があれば、やる気なんてものは自然と湧いてきます。ですから、まずはしっかりとした目標を見つける努力をしてみましょう。
目標といっても色んなレベルがありますが、大きければ大きいほどいいでしょう。人生の目標がはっきり決まっていれば、後はそれに向かって努力をするだけです。やる気が無いなんて事を悩む暇も無いでしょう。
ただ、いきなり人生の目標を探すのも難しいでしょうから、もっと小さい目標でも構いません。「司法試験に合格する」とか「都内に一戸建てを建てる」とかそういった感じです。これでもまだ大きすぎると思えば「お金を貯めて海外旅行に行く」とか「マラソンで3時間を切る」とか、そんなのもいいでしょう。まだ大きいと思えば「5時までに仕事を終えて飲みに行く」とか「夏休みの宿題を7月中に終わらせる」とか、そんな感じでもOKです。とにかく、常に何か具体的な目標を持っておくことが重要なのです。
とりあえずやってみる
目標が定まっていれば、やる気は自然と湧いてくるものだと思いますが、何かやる気が出ないなあという事もよくあるかと思います。そんなときは、とりあえずやってみる、という方法をお勧めします。
食わず嫌いとか、案ずるより生むが易し、とかいう事は結構よくあります。すごくイヤだと思っていた事が意外と楽しかったり、難しいと思っていた事が意外と簡単だったりするものです。とりあえずやってみる習慣を付けておくと、無駄に悩む時間を減らすことが出来ます。
この方法の素晴らしいところは、やる気が後から付いてくる(ことがある)という点です。全然やる気がなかったのに、はじめてみたら興味が湧いてきて、だんだんやる気が湧いてくるという寸法です。もちろん、いつも上手くいくわけではありませんが、試してみる価値はあるかと思います。
やる気が出るまで何もしない
最後に、どうしてもやる気が出ない時におすすめなのが「やる気が出るまで何もしない」という方法です。もともと、やる気をコントロールするなんていうのは無茶な話なのです。であれば、無駄な努力をせず、時間が解決してくれるのを待つのが賢いというものです。
やらなければいけない事が本当に必要な事ならば、そのうちやる気になるはずです。逆に、いつまで経ってもやる気にならないのであれば、それは必要な事ではないのでしょう。こんな風に考えて、自然とやる気になるまで気長に待ってみましょう。
このとき大事なのが、やる気を待っている間は、なるべく何もしない、ということです。人間の頭というのは不思議なもので、だらだらと何かをやっていても、何か意味のある事をやったような気になってしまうのです。
何もしていないと退屈なので、ついついスマホをいじってしまいがちですが、そうするとやる気というのはなかなかやって来ません。退屈を我慢して、本当に何もやらずにじっとしているのがポイントです。そうすると、ふとした瞬間に突然やる気が湧いて出てきます。こういう経験が無い人には信じ難い話かもしれませんが、騙されたと思ってぜひ一度お試し下さい。
終わりに
ということで、やる気を出す方法についてまとめました。重要なことは、必要以上に自分を追い詰めないという事です。無理にやる気を出したっていい事なんかあんまりありません。やる気が無いのであれば、やる気が出るまで焦らずにじっと待つのが一番です。