日本語入力の切り替えが変換/無変換キーで可能に

PCで文章を入力する際には、日本語モードと英数モードを切り替えないといけませんが、これがなかなか面倒です。

誰でも経験があると思いますが、日本語モードだと思って「osewaninatt」とか打ってしまうことがよくあります。タッチタイピングが出来る人であれば割とすぐに気が付きますが、それでも何秒かはソンしますし、タッチタイピング出来なくてキーボードを見ながら打っている人だと結構つらいです。

この問題が起こる原因ははっきりしていて、日本語モード・英数モードの切り替えを行うのが半角/全角キーだということです。

最近は色々なソフトが気を利かせてくれ、今どちらのモードにいるのかをカーソルの色などで表示してはくれるのですが、文字を打つ度にそれを確認するのも面倒です。

また、半角/全角キーのよくないところは、左手をホームポジションから離さないと押せないところです。左手の小指をのばせば押せなくもありませんが、私の場合は諦めて中指くらいで押しています。これも微妙に面倒です。

ということで、私はIMEの設定を変更し、変換キーでIMEをオンに、無変換キーでIMEをオフにするようにしています。

こうすると、文字を打ち始める際にいちいちモードを確認する必要が無くなります。日本語を打つのであれば変換キーを、直接入力するのであれば無変換キーを押せばいいのです。また、ホームポジションから指を離さなくてもモードの切り替えが出来るようになるのもうれしいところです。

自分のPCであればこれでいいのですが、他人のPCで文字を打つ機会も割とあるため、その度に不便を感じでいました。マイクロソフトの方で早く何とかして欲しいなーと思っていたのですが、どうやら変換/無変換キーがデフォルトでIMEのオン/オフに割り当てられるみたいです。

キー設定については、特に多くのフィードバックをいただきました。多くの方が行っている設定として IME のオン / オフを切り替える設定を強化しました。[無変換]、[変換]、[Ctrl]+[Space]、[Shift]+[Space] に関して設定が変更できるようになっています。なお、フィードバックに基づき、[変換] キーを IME オンに [無変換] キーを IME オフにする設定を既定にしています。再変換など従来の設定で [変換] キーや [無変換] キーを利用する場合は設定画面で変更が可能です。

2018年12月末のマイクロソフトのブログ

とのこと。普段は余計なことしかしないマイクロソフトですが、これは正しい方向の変更ですね。ただ、最新のアップデートをすぐに当てる人ばかりでもありませんし、そもそも未だに古いwindowsを使っていたりする人も多いですから、この機能が普通になるまで数年はかかりそうですけど。

参考サイト

ITmedia
ソフトアンテナのブログ