クジラとイルカの違い

クジラとイルカの違いをご存知でしょうか?

実は生物学的にはほとんど違いがなく、体が大きいのをクジラ、小さいのをイルカと呼んでいるだけなのです。厳密な定義というのは無く、大体体長が4~5m以下のものをイルカ、それより大きいものをクジラと呼んでいます。

クジラやイルカが含まれるのはクジラ目という分類で、それはさらにハクジラ亜目とヒゲクジラ亜目に分かれます。ヒゲクジラ亜目に含まれるものは全てクジラと呼ばれていますが、ハクジラ亜目に含まれるもののうち、比較的小さいものがイルカと呼ばれているという事です。

このように、動物の名前というのは割といい加減に決まっています。例えば、タカ科の中で比較的大きいものがワシで小さいものがタカですし、カンガルー科のなかで小さいものはワラビーです。